入浴は、香りを鼻から吸収しつつ、有効成分を肺や皮膚から身体に取り入れることができ、心身を元気にしてくれる方法です。
手軽にアロマテラピーを楽しむには、この入浴を利用するのが一番でしょう。
アロマバスの作り方
まず、バスタブにお湯を張ります。長めに入ってものぼせないように、湯の温度は39度前後のゆるめがよいでしょう。ここに、エッセンシャルオイル5~6滴(オイルによっては10滴まで可)を入れればできあがり。
オイルをブレンドする場合は、あらかじめオイルを混ぜ合わせてから使用します。
アロマバスの入り方
エッセンシャルオイルはお湯には溶けませんので、油膜となってお湯の表面に浮いています。良くかき混ぜてから入るようにします。髪や顔を洗う場合は、お湯が目や口に入らないように気をつけてください。また、体を石鹸で洗うと効果が落ちてしまいますので、できれば身体を先に洗ってから入る方が良いでしょう。
お湯につかりながら大きく深呼吸をすれば、香りの蒸気を満喫することができます。また、蒸しタオルを顔に乗せるのも気持ちいいですよ。
部分浴でお気軽アロマ
【ハンドバス】
40~42度の入浴よりやや熱いお湯を用意して洗面器に注ぎます。そこにエッセンシャルオイルを2~3滴入れます。お湯が冷めるまで、約15分間、両手首の上までつければ十分です。もみほぐせばさらに効果的です。これで十分にリラックス感が得られる上、肌や爪も元気になります。
【フットバス】
ハンドバスと同じ程度のお湯を用意して、足が入る程度の大きめのバケツや洗面器に入れます。そこにエッセンシャルオイルを2~3滴入れます。お湯が冷めるまで、10~15分ほど、くるぶしの上まで足をつけます。