ハーブティー

昔から家庭薬として飲まれてきたハーブティー。飲用という確実な方法で、香りや風味、色合いを楽しみながらハーブの有効成分を体に取り入れることができるのは、精油を利用したアロマテラピーにはできない優れた利用法です。

ハーブティーの楽しみ方

最近では様々なハーブティーが市販されていますので、更にお手軽に楽しむことができるようになっています。一口にハーブティーと言っても様々な種類があるので、まずは単品でその香りや風味を楽しみながらいろいろ試してみましょう。
単品で気に入ったハーブティーが見つかったら、そのハーブをベースにしていくつかの種類をブレンドしてみます。その比率はお好みで構わないのですが、ベースにしたハーブを多めにするのがコツとなります。

ハーブティーの作り方

以下のハーブティーの作り方は標準的な方法で、特に難しいところはありません。

入れ方

材料(一人分)
フレッシュハーブの場合 ティースプーン1.5~2杯
ドライハーブの場合 ティースプーン1杯
入れ方
  1. ポットに人数分のハーブを入れて沸騰したお湯を注ぐ。
  2. ふたをして1~2分(ドライハーブの場合は2~3分)蒸らしてからティーカップへ注ぎます。
  • フレッシュハーブの場合、ティーカップにハーブを直接入れて熱湯を注ぐことで同じように作れます。飲む時はハーブを取り出すように。
  • ハーブを大量に使ったり、浸出時間を長くして濃いお茶にしたり、火にかけたりして煮出したりすると、アクが出て有害になることがありますのでしないように。

シーン別ハーブティー

シーン 効果 ハーブ
お目覚めのティー 爽やかな香りと味わいのハーブを選び、やや薄めに入れます。リフレッシュしたい時にもピッタリ。 ミント、レモングラス、レモンパーム、タイム
就寝前のティー カフェインを含まないハーブティーですから就寝前でもお飲みいただけます。心を穏やかにして安らかな眠りを誘うハーブが最適です。 痛マージョラム、ラベンダー、ローマンカモミール
食後のティー 胃の働きを整えるハーブを選び、やや濃いめに入れます。お口の中もスッキリします。 痛みを抑えむくみを取ってスッキリさせてくれます。
風邪気味の時のティー 体を温め気管支の状態を整える作用のハーブで風邪対策をしましょう。就寝前に熱々のティーを飲むのが効果的です。 タイム(少量で)、ミント、ボリジ(花)、ローマンカモミール
疲労回復のためのティー 身体や精神の疲労を回復するための、リラックス効果のあるハーブや気分を明るく前向きにさせるハーブが効果的です。 マージョラム、ミント、ボリジ(花)、ローズマリー(少量で)
マタニティーライフのティー 豊かな香りと美し色合い、爽やかな飲み心地のハーブで幸福感を味わいましょう。 ミント、ボリジ(花)、レモングラス、ローマンカモミール

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