ベルガモット

ベルガモット

【科目】
ミカン科
【主な産地】
イタリア
【抽出部位と方法】
果皮/圧搾法
【ノート】
トップノート
【作用】
精神面・・・抗うつ作用、刺激作用、食欲増進作用、神経強壮作用等
身体面・・・健胃作用、抗感染(ウイルス)作用、殺菌作用、消毒作用、消化促進作用、身体強壮作用等


このベルガモットは、ベルガモットオレンジとも呼ばれるもので、北アメリカ原産のベルガモット(Monarda didyma)とは異なります。
ベルガモットの甘い柑橘系特有の香りは心をリフレッシュさせてくれる作用があり、何となくヤル気が起きないといった無気力なときにオススメのオイルです。火傷や乾燥気味の肌にも良いとされます。
ベルガモットは、アールグレイ茶の風味付けに使用されていることで有名です。

■アールグレイ茶
アールグレイとは、紅茶にベルガモットの香料で香りをつけたもののことを指します。主に、タンニンが少ない中国茶やセイロン茶が使われることが多く、いわゆるフレーバーティーの一種です。1830年代、中国に外交使節として滞在していたイングランドのグレイ伯爵が、中国で聞いた、紅茶に着香する製法をロンドンの紅茶商ジャクソン社に教えたことから始まります。
アールグレイの「Earl」というのは「伯爵」という意味で、「Grey」というのは人の名前です。つまり、アールグレイとは「グレイ伯爵」という意味なんだそうです。

使用上の注意

ベルガモットは刺激が強いので、皮膚への長時間、多量の使用は避けること。皮膚に使用したときは直射日光に当たるのは避けるようにしましょう。日焼けやシミの原因になります。あと、敏感肌に人も強い刺激には要注意です。入浴での使用も刺激を感じることがありますから、少量の使用にとどめる、もしくはキャリアオイルで希釈するか、他のエッセンシャルオイルとブレンドするなどして使用すると安全でしょう。

ベルガモット


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